MI

MIとは「ミニマルインターベンション」の略で、2002年にFDI（国際歯科連盟）によって提唱された後、2016年に見直しが行われた虫歯治療法の新しい概念です。
虫歯の治療の際に、最小限の侵襲、つまり悪くなってしまった部分だけを削除し充填することで、健康な歯質を極力残すことを指します。

虫歯を削ったあとに充填するプラスチック（コンポジットレジン）の歯への接着技術が向上したことによってMIが可能となりました（金属やセラミック等で修復する場合にはセメントを用いて装着するため、健康な部分も便宜的に削る必要があります）。
MIが実践できれば、健康な歯質が残ることで結果として歯の寿命を伸ばすことにつながります。

院長は、日本大学歯学部保存学教室修復学講座（虫歯治療を専門とする科）において研鑽を積んでおり、現在も兼任講師を務めています。
当院でも虫歯治療に関する様々な専門的器具や材料を備え、MIを実践いたします。また、さらに「MI」という概念が世の中に広がることを願っています。
虫歯の治療、予防は当院にご相談ください。