「2023年度日本歯科保存学会秋季学術大会（第159回）」に参加してきました

2023.11.27

11月12日土曜日は臨時休診とさせていただき、静岡県浜松市のアクトシティ浜松で開催された「2023年度日本歯科保存学会秋季学術大会（第159回）」に参加してきました。

今回は「『人生100年時代』の歯の保存」をテーマとし、朝日大学歯学部の二階堂徹教授を大会長として開催されました。

シンポジウムでは、「接着を活用した歯の保存戦略」と題して、日本接着歯学会の坪田有史理事長より歯科保存における接着技術の活用方法、北海道大学の菅谷勉教授より垂直性歯根破折に対する接着方法と長期予後について、鶴見大学の大久保力廣教授より部分床義歯補綴を行う際のコンポジットレジンの応用例をお示しいただきました。

また、認定研修会では九州歯科大学の北村知昭教授から今後運用される予定の「歯科保存専門医」制度の概要と取得要件や運用方法について説明がありました。

↑　研修医時代にお世話になった日本大学歯学部総合歯科学分野の紙本篤准教授とも久々に再会できました。

ポスター発表では、僕が共同で研究させていただいていた内容を医局の後輩の林先生が発表してくれました。
ウチの医局からは、須田先生と大内先生もポスター発表していて、活発な討議が行われました。

口演発表では、コンポジットレジン修復の分野で著名な秋元尚武先生（神奈川県横浜市開業）の30年経過症例や、田代浩史先生（静岡県浜松市開業）の重度歯周炎患者へのコンポジットレジンによる機能回復症例発表を拝聴することができました。

プログラムの合間には、浜松市で開業している大学の後輩のクリニック「鹿谷デンタルクリニック」を訪問してきました。
院長の藤井雄介先生は、日本大学歯学部の1つ下の後輩であり医局の後輩でもあり、仲の良い先生です。
2019年8月に開院した際には伺えなかったので、ようやくお邪魔できてよかったです。

今回見学させてもらってとても刺激になりました。

静岡県浜松市付近にお住まいの方はぜひ「鹿谷デンタルクリニック」へ！

この学術大会においてもまた新たな知見を得ることができました。今回学んだ内容を、今後の診療に活かしていきたいと思います。