「逗子・葉山地区医療保健福祉対策協議会 災害時医療研修会」に出席しました。

2020.1.23

先日、逗子市役所で開催された「令和元年度 逗子・葉山地区医療保健福祉対策協議会 災害時医療研修会」に出席してきました。

国立病院機構災害医療センター 厚生労働省DMAT事務局の千島佳也子先生による「災害時における初動体制の具体化」の講演を拝聴しました。

千島先生は、DMATがどのように活動しているかを、「2015年関東・東北豪雨（茨城県常総市）」や「平成30年7月豪雨（岡山県倉敷市真備町）」、令和元年台風15号および台風19号のときの実例を交えてお話くださいました。

また、災害初動時に重要なこと（CSCA）を詳しくご説明いただきました。
C：Command&Control　役割分担・組織図確認
S：Safety　現場の安全確認
C：Communication　情報ツールの確認・連絡方法の確認
A：Assessment　集めた情報を評価

今回の講演と机上演習を通じて、災害時医療についての初動体制を確認し、自分がどのように動くべきかが具体的にイメージすることができました。

我々逗葉歯科医師会は、災害発生時に行政および逗葉医師会、逗葉薬剤師会、逗葉地域医療センターと連携し、医療救護活動がスムーズに進むようガイドラインを策定し、定期的に研修を行っています。

逗子葉山地域には、発生確率が8％を超え大地震の切迫度が高まっているとされている三浦半島断層群がありますし、台風による風雨も強まりやすく被害も出やすい地域です。

今後起こるべく自然災害に備えたいと考えています。